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タコハマドラクエ日記

パチもスロも打つ専業の日記です。ナニカを売らなければおカネは入ってこないという経済の大原則から自由になり得た我らこそ、ホンモノの自由人だー。見よ。我らにとっておカネは、木の葉よりも軽い!ちゃんちゃん♪
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贋作・シンデレラ
ヒマなもんで、連続更新。
アタシは小説はあまり読まないけれど、それでも二三の小説家の作品は好きだ。
太宰治の「お伽草紙」は、子供に童話を独自の解釈で語り聞かせる話だが、これには続編があったのだった。
ま今アタシが作ったんだけど。


シンデレラ:
結婚は、フェアでなければならぬ。
シンデレラは、そう信じた。

母は、結婚生活の二十年間を、「はい」と「へえ」で過ごした人である。
二十一年目に父が亡くなって、母はようやく自分を取り戻した。
いまやかつての父を上回る専制君主振りである。
パパっ子だったシンデレラには、とりわけ辛く当たる。

「早く塾へ行きなさい」
「塾から帰ったら、早くご飯を食べなさい」
「ご飯を食べたら、早く風呂に入りなさい」
「風呂から出たら、早く寝なさい」
「寝たら、早く起きなさい」
ああ、パパが生きていてくれたなら。

シンデレラの父は、裕福な庄屋の長男で、ハンサムなうえにパチンコもウマく、頭も良くて人の采配にも優れ、若い頃から村人の信頼を集めて消防団長、商工会議所若頭、三十歳で村長になった人である。
庄屋の長男坊にはありがちなことではあるが、少々我儘で飽きっぽかった。
シンデレラの母を見初めて結婚した当初は、美しいのを珍しがって構っていたが、何を訊いても要領の得ぬ返答、話も弾まずそのうち飽きてどうでもよくなり、シンデレラが生まれる頃には、掃除洗濯おさんどんの下女同様に扱っていたのである。

結婚は、フェアでなければならぬ。
医者と結婚したいならば医者に、弁護士と結婚したいならば弁護士になればいいじゃん。
その他大勢の女の中から、見初められたママは、果たして幸運だったんだろか?
シンデレラは怪しんだ。


今宵はお城の舞踏会である。
カボチャの馬車の登場だ。
いよいよシンデレラドリームの始まりである。

アメリカンドリームは、努力と能力とが太いツキで開花するものであるが、ドレスも馬車も魔法使いが用意してくれるシンデレラには、努力も能力も必要ない。
好かれる、という一点に於いて、社会の階段を一気に駆け上ろうとする、一発逆転の思想である。

待って。
これではママと、同じじゃないの。
私の「好き」は、どこへ行ったの。

ここが、この話の要点である。
原典では、王子に見初められて幸せに暮らすことになっているけれども、考へてみれば、肝心なシンデレラの視点が抜け落ちているようにみえる。
読者は、どう思うであろうか。


ああ、身体が勝手にっ。(爆)

深夜の鐘が鳴る前にと馬車へ急ぐあまり、身体が勝手に銀の靴を、こともあろうに階段の真ん中に落としてしまった。
身体が勝手に落としたのである。
物語の脚本は二百年も前に出来上がっているのだから、今さら銀の靴を落とすメインの筋書きを、変更できようはずもない。
身体が勝手に落としたのよっ。
ホントなんだからっ。

ああ、さっきまで自分の「好き」に拘っていたハズのシンデレラに、いったい何が起こったというのでしょう。
ここで、例のごとくに生物学を持ち出して、ミもフタもない結論に達してしまうには、筆者は偲びない。
「好き」とは、なんなのであろうか。
好くことよりも、好かれることを重視する性というものが、存在し得るのであろうか。
どーだか。

すべての女性に、小さくて可愛い物が好きな小娘と、両の鼻からタバコの煙を吹き出すオバさんとが矛盾なく同居しているように、すべての女性のココロに、このシンデレラもまた棲んでいると思われる。
我が那に於いては、金色夜叉のお宮。
我が甚だ不振の成績に於いても然り。
おそらくは、また、君に於いても。


11月19・20日(月・火)
休み。

ヒマだったのでいろいろ書いてるうちに、よくわからんもんが出来てしまいましたが、まあいいでしょう。(爆)
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