QLOOKアクセス解析

タコハマドラクエ日記

パチもスロも打つ専業の日記です。ナニカを売らなければおカネは入ってこないという経済の大原則から自由になり得た我らこそ、ホンモノの自由人だー。見よ。我らにとっておカネは、木の葉よりも軽い!ちゃんちゃん♪
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- (--) --:--:-- | スポンサー広告 | Trackback(-) Comment(-)
タコハム君、第二章
タコハム君のバイオハザード:
タコハム君は、怪しんだ。
ここに書いてあるとおりに仕事をしたら、エラいコトになるじょ。

トンガ本社の指示書は、ビビンパウィルスを使え、であった。
それはトンガならイイだろう、トンガなら。
しかしここは、日本だ。
日本でこんなもんが、もしも建物の外にモれたら、エラいこっちゃである。

モらさなければイイだろう

と、思いたい。
しかしそれは、シロウトの言い草である。
腕に覚えのあるタコハム君は知っている。
プロは、モらす確率をドン底まで下げることができるだけなのだ。
どんなに操作がウマくても、ゼロにはできない。
いずれ自分はウィルスに感染して、知らずに外へバラ撒く日が来るだろう。
それは百年後かもしれないし、明日かもしれない。

感染したとしても、ゲームのバイオハザードのような怪物になったりはしない。
人間に感染しても、たぶんちょっと熱が出るだけだ。
けれども半径100 km 以内の畜産業者は、全滅するかもしれない。
どこまで拡がるかは、政府の対応次第となる。
これは本物の、バイオ・ハザードなのだ。

どどどどうしよう。

このとき例によって、タコハム君の頭を、素晴らしく良からぬ考えがよぎった。
日本でこのウィルスがヤバいのは、野生動物やら気候やらのせいで、このウィルスが日本に自生していないからである。
だからまんいち外にモらせばDNAを追跡されて、自分とこからモれたことが簡単にバレるだろう。
全滅した家畜をぜんぶ補償することになれば、会社は左前となるからとってもヤバい。

しかし。と考へてみる。
事なかれでトロクサい日本の厚生省が、そこまで追跡するだろうか。
しない。たぶん。(爆)

バレないならば、賭けは断然、有利になるではないか。
もともと外へモらす確率は、とっても低いのだ。

いやいやいやと首を振る。
もうひとつ、重要なコトがあった。
仲良くしている親戚が、牛を飼っていたではないか。
感染を恐れて、あそこんちに遊びに行けなくなるのは、けっこう切ない。

タコハム君は、どちらの理由で、この良からぬ考えを改めたのか。
案外、踏み切らせた最後のひと押しは、親戚の子供達の顔の記憶であったかもしれない。

「認めてもらえないなら、この仕事、降ります」

トンガ本社と日本の事情との間で、やっぱりコロップの栓となって詰まってしまった。
ビピンバウィルスの替りに、安全なトックポキウィルスを使いたいというタコハム君の提案は、そんな時間もカネもないというので蹴られ続けたのである。

孤軍奮闘、ようやくフランスの研究所の理解を得て、トックポキウィルスを送ってもらって、ついでにその扱い方も研修してもらえるという協力を取り付けたときには、研究所の問題児ということで、本社送りが決まっていた。
続きは後輩が引き継いでくれるので、悔いはない。でも。

ちょっと行ってみたかったなあ。フランス。(爆)

ついでに本社でも問題を起こして、また退職するのは、もうちょっと先の話である。


ずいぶん経ってから、遠くの宮崎県でこのウィルスが蔓延して、多くの家畜が処分され、デカい被害を出した。
牧場から牧場への感染ルートは調査されたが、ウィルスのもともとの出所を調査したという話は、聞こえてこなかった。

その数年後に、今度はイギリスで蔓延して問題となった。
イギリス政府はウィルスDNAの型から、近くの研究所からモれたと発表した。

-------------------
Comment
≪この記事へのコメント≫
待ってましたタコハム君第二弾!

野暮なことは聞きませんがフィクションとも
ノンフィクションとも思えるゾクゾク感が好きです^^

2013/04/11(木) 22:01:14 | URL | ぶん #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Trackback
この記事のトラックバックURL
≪この記事へのトラックバック≫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。